HUMMERの歴史
アメリカのメーカー・ゼネラルモータース(GM)が製造し、販売される大型高級SUVブランド。高級SUVの中でも本格四輪駆動車としての歴史があり、アメリカ軍の軍用車ハンヴィー(高機動多用途装輪車両)の基本構成部品を共有化した民生仕様の車であるハマーH1が発表され、日本の公的機関(国土交通省北海道開発局、北海道警察など)や企業(NTTドコモなど)で災害対策用車両として採用された例がある。
その後、シボレー・タホをベースとして、H1の雰囲気を踏襲したフルサイズSUVとしてH2を発表、低く平らなフロアによる良好な居住性と、アメリカ人が好むGMのSUVの乗り味を獲得し、高所得者層を中心に、当初からセールスは好調を維持した。
第三弾としてシボレー・コロラドのシャーシをベースにH2をさらに小型化したモデルH3が発表され、日本国内の道路事情にもマッチするサイズであることから流通量が増えるものと考えられた。高い悪路走破性からラリーレイドでも活躍しており、NASCARレーサーのロビー・ゴードンがH3でダカール・ラリーに参戦、2007年のダカール・ラリーでは四輪部門総合8位で完走した経緯を持っている。また、絶対的な燃費は非常に悪いが、日本の場合、重量に対しての燃費で計算されたため、エコカー補助金を受けることができた。
日本メーカーとしてのライバル車種はトヨタ・メガクルーザーであろう。トヨタ自動車が生産していた自動車で、陸上自衛隊向けの高機動車の民生バージョンとして、1996年1月に登場した多目的車。航空自衛隊と海上自衛隊は高機動車ではなく、この車種を採用している。発売当初は興味本位の一般ユーザーの購入や企業の広告塔として利用された例も見られたが、時期が経ち落ち着いてくると、メインユーザーはJAFや消防、地方公共団体などとなっている。
しかし、ハマーを販売していたGMは2009年6月1日に連邦倒産法第11章の適用を受け、同年6月3日にはハマーブランドを中華人民共和国四川省の民間企業である騰中重工へ売却することに暫定合意していたが、結局中国政府の承認が得られずに合意は破棄された。これによりハマーブランドは段階的に縮小され最終的に廃止される見込みである。
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四輪駆動車でよくある改造であるリフトアップも構造変更を取得するためには強度検討書等の書類を用意し改造申請を行う必要があります。